最近、初めて日本人の結婚式に行ったサミー。
そんな中、新郎から結婚スピーチを頼まれていたのですが、畏まった言葉を入れなければいけないのを直前まで知らず、式場に着いてから話す言葉を決めていたようです。
これまで、ブラジル式の結婚式には参加したことがあるサミーによると、ブラジルと日本の結婚式はかなりの差があるようです。
「パーティーの延長線」のようなブラジル、「格式ばり、何かしんみりする」日本、というところにも国民性を感じることができるかもしれませんね。
一方、話はジョージの結婚式に移っていきます。
一般的な結婚式とは違い、挙式は設けず参列者が楽しめるような結婚式だったようですが、ブラジルの結婚式とも違い、また日本の結婚式とも違うジョージの結婚式は、ある種「ハーフ」の感覚を持ち合わせているからこそできた発想なのかもしれません。
生まれてからずっと、ブラジル人でも日本人でも違う、「ハーフ」として生きてきたサミーとジョージ。
ある種、「普通」とは違う、「自由」な選択ができるわけですが、だからこその苦悩を吐露しているエピソードでもあります。