とある空港で落ち合うサミーとジョージ。
サミーはブラジル本場のマテ茶を手に持っている一方で、ジョージの手には日本で市販されているペッドボトルのマテ茶が…
そこから本物と偽物の論争に発展し、本物主義であるサミーは原理主義者として、新しいもの好きなジョージは新自由主義者として話は進んでいきます。
原理に立ち返っていることが重要と話すサミーに対し、美味しければなんでもいいと話すジョージ。
どちらの言い分はわかりますが、ことガラナにおいては両者ともに原理主義者という立場に構造は変わっていきます。
元からあったものをリスペクトした上で新しいものを作られているものならまだしも、消費者に刺激を与えるような「マーケティングに沿った商品・街並みになることを危惧を覚えていると語るサミー。
昔からある、それぞれが個性を持っている喫茶店が減っていき、どこに街に行っても同じような店が並ぶ。
それはシンプルに面白くないですよね。
そんなことを意外と真面目に語っているエピソードになります。