昔はコンタクトをつけていたが、20歳ごろからメガネをつけ始めたヌリ。
メガネをつけ始めてから「真面目」だという人が圧倒的に増えたと言います。
「真面目」だと言われることに対して、特段ネガティブなことは発生していないが、これも一種の偏見ではないかというところからエピソードは始まります。
ただ、黄色のフレームのメガネをつけていたら真面目な印象を受けないように、実はメガネ=真面目なのではなく、見つけている洋服と同じく掛けているメガネの種類からその人の第一印象を決めているのではないか、というところに落ち着きます。
このパターンの偏見は特に何の影響もないものですが、一方で国籍や文化的な背景という「自分に選択権のない身なり」からくる偏見というのは、やはりよくないという話に展開していきます。
当事者としてはある種の偏見から、それをポジティブに変換するしかないのが現状だとサミーは主張します。
偏見とは、偏見を受ける側に必要のない壁をつくるものであり、それを乗り越えなければならない数が多くなることはフェアじゃない。
ブラジル人だからサッカーが上手い、外国人だから何か犯罪をしているかもしれない、世の中には善悪は問わずいろんな偏見が蔓延してますよね。
僕たちも知らず知らずのうちに偏見の目を持ってしまっていますが、できる限りフラットな目で物事を見れるようにしたいですよね。