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結婚挨拶では殴られる?ステレオタイプと複雑な感情 - ON A BORDER'

結婚挨拶では殴られる?ステレオタイプと複雑な感情

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どうも!ポッドキャスト「境界線上に生きる」ナビゲータのジョージです!

今回は僕が体験した結婚挨拶の複雑な感情について書き留めたいと思います。

この記事を見ている方がどのような体験をしたのか気になるので、もしよかったらコメントやSNSで教えてください!

面白いエピソードがあればポッドキャストに発信します!笑

[目次] 
・結婚挨拶に対するステレオタイプ
・結婚挨拶の当日
・国際結婚の結婚挨拶に関するTips 
・余談

結婚挨拶に対するステレオタイプ

この記事から読んでいる方で初めての方もいるかも知れないのですが、僕は2歳の時に日本へ来た日系ブラジル人で2022年に日本人と国際結婚をしました。

僕の両親は日本語が話せず、家庭内では常にポルトガル語で生活をしており、言語体験はもちろん、家庭内での文化体験は完全にブラジル文化の中で生活をしてきました。

子どもの頃から両親から教えられたことが日本社会で通用しないことが多々ありましたが、一方で家庭外では日本文化に溢れた環境のため、学校や部活、テレビなどから日本文化に触れる機会があり、ある種ブラジル文化と日本文化の間で生きてきました。

そんな複数文化の間で育った僕は、日本での結婚挨拶がどういったものなのか、自分の家族から教わるのではなく、テレビや日本人の友達から聞き、「こんな感じなのかな〜」とステレオタイプを持っていました。

結婚挨拶のステレオタイプ一例
1. ビシッとした黒色のスーツを着ていくこと
2. おみやげは必ず持っていくこと
3. 「娘さんを僕に下さい」と伝えたのちに一回断られることは当たり前
4. 断られた後に、娘を思う気持ちがこもった拳を、顔面に一発くらって耐えたら「了承してもらえる」もの
※ちゃぶ台返しやお酒をお義父さんと飲み続けて最後まで倒れないなど、色々聞いたことがあります。笑

そしてついに僕が結婚の挨拶をする日がやってきました。

僕は比較的フレンドリーでラフな格好をしていることが多いため、結婚挨拶当日のことを妻に何度も確認をしました。

「服装はスーツにネクタイがいい?おみやげはどういうのがいい?娘をくださいって言えばいい?」などなど…

結婚挨拶ってこんなに神経使うものなの!?、、とか感じながら当日を迎えました。

結婚挨拶の当日

当日は妻のアドバイスに可能な限り従い、お土産を片手に妻の実家へ向かいましたが、珍しく緊張しており、正直妻の実家に行くまでの記憶があまりありません。笑

その一方で、どんな言葉で結婚を切り出そうかずっと悩んでおり、記憶がないのは考えすぎて周りが見えなかったから、というのもあるかもしれません。

殴られる準備も含め、お義父さんから何か言われても、何をされてもそれを受け入れつつ、でも引かない!ということを意識して席につきました。

お義父さんがビシッとスーツに蝶ネクタイを合わせて席についた時は、「セットアップできてしまったけど大丈夫か?」と多少ビビりましたが、乾杯直後に自分の思いを伝える時間をくれたので、結婚に関することをお義父さんに話しました。

伝えた後に3秒ぐらい間があったと思います。、

この3秒間で何十億通り、この後発生するかもしれない出来事をループし、その全てを受け入れる覚悟をしました。

僕「ここで殴られるのかも知れない。もしくはお酒をかけられるのかも知れない、、、あ、くる。くるぞ、、、」
お父さん「・・・・。よろしくお願いします!」

え。思っていた反応と全然違う。

あ、れ?

すんなりと承諾してくれた、、、

歯が2本か3本無くなっても良い覚悟だったので、逆に混乱しました、、

その後あたふたして、カタコトの日本語で話したような記憶があります。。。笑

※近日ポッドキャストで詳細を配信しますのでぜひ聞いてみてください!!

国際結婚の結婚挨拶を成功させる秘訣

結婚挨拶は日本人であれ外国人であれ、緊張するものだと思います。

ただし国際結婚の場合はとにかく情報が少なく未知数のため、わからないことが多くドキドキ体験が一般的な方より多いとも思います。

実際、妻もずっと緊張していて、、僕が何をいうか心配そうに聞いていました、、、笑

そこで僕なりに国際結婚をする時の「結婚の挨拶」を成功させる秘訣的なものを書いておきます。

結婚挨拶の前にすべき準備
・結婚挨拶の前に奥さんにご両親の特徴を聞く
・結婚当日の服装からお土産、お義父さんに話す言葉を事前に奥さんに共有し、フィードバックをもらう
・「娘さんをください」や「殴られる」という価値観は、現代ではほぼ起きないことを認識する
・自分らしく、相手のご両親に精一杯敬意を持ってプロポーズをした理由と将来について伝える
・最後まで良い意味で気は抜かずに、率先してできることはやる

余談

皆さんいかがだったでしょうか?

結婚をするという大きな行事で既に色々とソワソワしているにも関わらず、国際結婚となると分からないことも多く、新しい事への挑戦みたいな感じで、ソワソワを通り越して逆にワクワクに似た感覚に陥りました。

実際に国際結婚をした方はどんな感じだったのか気になります。笑

ちなみに僕の父親はこんな感じだったらしいです。

父親:「俺が結婚挨拶をしに行った時はね、勝手に冷蔵庫を開けて飲み物取り出して〜それで勝手に飲み物を飲みながらお父さんに挨拶をしたよ〜なんか会話が弾んでお義父さんとはなんか盛り上がったな〜。その後1番のお気に入りになった自信あるわ〜」

こんな感じでなんか自慢げに話してました。

はい。これは全然参考にならなかったのでスルーしましたが、もしかしたら誰かの参考になるかも…

それではポッドキャストでお会いしましょう!!🎙

Podcasts『境界線上に生きる』ナビゲーター。'93年サンパウロ生まれの日系ブラジル人3世。渋谷のIT企業で働きながら、相方のサミーと多様性を日常の視点から伝えるポッドキャストを配信しています。自分を表す3つのキーワードは「パッション・行動と挑戦・楽観的」です。

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